下町風情を色濃く残す地域が神戸にあると聞き、神戸市兵庫区にある平野商店街に行ってきた。自分が子供だった約30年前の町並みのような懐かしさを一帯から感じたが、今まさに解体中の「平野市場」と、年季の入った建物でひっそりと営業を続ける食堂「伊勢屋…
山口県は山口市にある湯田温泉に行ってきた。目的はただ1つ、「女将劇場」だ。旅館「西の雅 常盤」で毎夜08:45から開催されるこのショーでは、その名の通りこの旅館の大女将が持つ数々の芸を堪能することができる。ネットで女将劇場の記事を見かけては、いつ…
生まれて初めてファンレターを送った。相手は、女優、若尾文子さん(以下敬称略)。1933年生まれで、活動の全盛期は1960年代。そのため3年前までは、名前は知っているものの作品を見たことは無い、という状態だった。2016年のある日、西川美和監督がどこかで…
2020年の東京オリンピックを存分に楽しむべく始めた本企画 (「東京オリンピック2020」を生涯楽しむために準備すること)。この記事では、1896~1968年までのオリンピック(夏季)のロゴとポスターをまとめています(1972~2016年のまとめはこちら)。
2020年の東京オリンピックを存分に楽しむべく始めた本企画 (「東京オリンピック2020」を生涯楽しむために準備すること)。今回は、オリンピックという素材を活かして、スポンサー企業がどのようなプロモーションを行っているか見ていきたい。と言うか、ただW…
2020年の東京オリンピックを存分に楽しむべく始めた本企画 (「東京オリンピック2020」を生涯楽しむために準備すること)。今回は、歴代オリンピック(夏季)のロゴとポスターをまとめてみた 。掲載量が多くなったため、1896~1968年と1972~2016年の2回に分…
来たる2020年の東京オリンピックに向けて、チケットを入手すること、オリンピックをより楽しむこと、この2点を目標に関連情報を調べていく。本ページは、調べる内容のリストと、調べた情報へのリンクを掲載する「目次ページ」として随時更新する。
あなたは、紙飛行機を何秒間飛ばせるだろうか。5秒だろうか、10秒だろうか。想像して欲しい、この世にはA5サイズで折った紙飛行機を29秒もの間飛ばす人がいる。紙飛行機の全国大会がある、との情報をネットで見つけ興味が湧いた。2018年3月18日開催「第1回 J…
2018年2月10日(土)、広島県三原市の神明市(だるま市)に行ってきた。あいにくの雨だったものの、約500もの露店が立ち並ぶ三原駅周辺は多くの人で賑わっていた。室町時代末期に全国に広がった神明市(伊勢神宮を祀る祭り)が起源で、特徴であるハチマキ姿…
たまたま見たドキュメンタリー番組の中のあるテロップに興味を持った。番組は、大阪は西成にある貸ロッカー屋が舞台で、そこに出入りする家も定職も無い人々が何を預けているのか、を映していた。ロッカーのごく狭いスペースの中に、ある者は精神のバランス…
2017年末、日本民藝館展の訪問に併せて念願の益子に行ってきた。なんせ濱田庄司が暮らした地。焼物好きとして1度は訪れたかった場所なのだ。益子焼の代名詞とも言える柿釉も好きだ。土地の歴史が感じられる焼物(その土地の土を使い、そこで受け継がれる装飾…
2017年12月31日。念願のトシドンを見に甑島に行ってきた。例年大晦日はテレビを見続けるただの肉塊となる私も、今年は前日から上甑島に泊まり、当日の朝にトシドンが降臨する下甑島に高速船で渡る行動力。どうでも良いが、甑島へ渡るフェリーの中で見た西部…
「空白の天気図」という小説を夢中で読んだ話を以前したが、この小説の舞台となった広島地方気象台(現 江波山気象館)に行ってきた。1934年竣工の被爆建物で、市の重要文化財にもなっている貴重な建築物であるが、それより何より、あの職員たちがいた場所で…
平成29年11月場所を見に福岡国際センターへ行ってきた。TVとは違い、やはり生で見る相撲は良い、有無を言わさず観客の意識を引き込む迫力がある。観客も夢中だ。1人カラオケさながらの絶叫スー女も多いし、壮年男性による怒号にも似た野太い声援「千代丸ー可…
「空白の天気図」という小説を読んだ。まぁ面白くて、夢中で読んだ。原子爆弾とその直後に襲来した枕崎台風により壊滅的被害を受けた広島で、自ら被害に逢いながらも責務を全うする広島地方気象台の台員たちの姿を描いた話。 たまたまGooglemapで江波山気象館…
ベタを飼いはじめて1年半が過ぎた2017年夏、繁殖を試してみた。ベタを飼うきっかけとなった本「ソロモンの指環」の中で描かれる、繁殖時のベタの不思議な行動を目の前で見たかったのだ。加えて、ヒレの形状や体色がどのように遺伝されるかにも興味があった。…
1962年公開の映画「その夜は忘れない」。戦後17年が経った広島市を舞台に、人々の意識から消えつつある原爆被害を取材するため東京からやってきた新聞記者(田宮二郎)と、そこで出会ったバーのマダム(若尾文子)の葛藤を描いた作品。 若尾文子さんの美しさ…
トウギョの闘いは、片方の死に終わることがきわめて多い。ひとたび興奮がたかまって、短刀の第一撃が加えられたならば、わずか数分のうちに鰭がザックリと切りこまれる。体長わずか二、三センチのトウギョの突撃はじつに強く猛烈で、もし彼があやまって水槽…
2017年5月、念願のとさいぬパーク(旧:土佐闘犬センター)に行ってきた。「とさいぬパーク」なんて可愛らしい名称からは想像もできない、建物に描かれた殺意に満ちた土佐犬の絵が堪らない。この絵をたまたまGoogleマップで見て以来ずっと行ってみたい場所で…
別に「生茶」の味が好きなわけではない。「綾鷹」でも「お~いお茶」でも何でも良い。味の好みを言えるほど、味の違いを感じていないしそもそも意識したこともない。なのに、ふと僕の机の上には「生茶」しかないことに気付く。どういうことなのか。呪われて…
生物学者福岡伸一さんの本を読んでいて、岩国にミクロ生物館なるものがあることを知った。小学生や研究者ならまだしも、会社勤めのサラリーマンがミクロ生物など見る機会などなかなかない。それにゾウリムシだとかミドリムシだとか、奴らミクロ生物の組織構…
パーントゥを捕獲したい、捕獲したつもりで捕獲されたい。その強い思いを胸に10月6、7日を2017年のパーントゥ開催日と予想した前回の捕獲作戦から早2ヶ月半。まだ開催日がいつなのかもはっきりしていない中、僕の2017年のパーントゥは早くも終わった。ミッシ…
「開運!なんでも鑑定団」が好きだ。掛け軸や西洋画にまるで興味はないが、誰が描きどんな経緯で生まれたものか、また依頼人はどのような経緯でそれらを手にしたのか、その物語に興味を惹かれいつも見てしまう。ふと番組内の1コーナー「出張!なんでも鑑定団…
学生時代に友達とした「何のためにメモを取るか」というやり取りを覚えている。「忘れないため」という僕に対し、その友達の回答は「忘れても良いように」だった。「記録」という同じ目的のための行為とはいえ、考え方によって全く別の答えになるもんだなぁ…
「最近の若いやつは」 何かの記事で目にしたこの言葉にふと嫌悪感を感じた。その記事では否定的な意味で使われていたが、中々のモノ言いじゃないか。その強気な姿勢、香る自己肯定感、あぁ、どことなく「裸の王様」に近いぞ。以下、裸の王様に感じた嫌悪感に…
昨年末にこの記事を見た時点で、2017年の目標に塩らっきょうを作ることが追加された。鳥取が近いせいか、ここ広島の居酒屋には大体らっきょうがあるし迷わず頼んでいるが、酢漬けのもの以外出てきたことが無い。家でつまみたい、8粒のつもりが30粒も食べてた…
「入社3年塾」という力強いタイトルに目が留まり、12年選手のわい高みの見物、と読んでみたらいっぱい勉強になったので遠くを見つめながら記録する。著者は「ゼロ秒思考」の赤羽雄二さん。
「パーン(食べる)+ ピトゥ(人)」が語源と言われる宮古島のお祭りパーントゥ。来訪神として出現する3体の神が、奇声を発しながら集落を巡って家や人に泥を塗りつけるわけですが、僕もパーントゥに汚されたい。その泥を服に、顔に塗り込まれて幸せを掴みた…
犯罪者を見てみたい。どんな人が犯罪を起こすのか、その興味からいつかは裁判を傍聴してみたいと思っていた。街を歩いている時、これまで何人もの犯罪者とすれ違っているだろうと思うが、それでも自分の周囲に犯罪者がおらず、Sレアカードのような希少さを感…
ばあちゃんの痴呆が僕の中で表面化したのは2015年3月くらいのことだったと思う。実家の近所にある野菜直売所にて、僕の奥さんを見ながら「あの人は誰やったかねぇ」そう聞いてきた。日常的には何ら違和感なく、ただ瞬間的に記憶がごっそり抜ける、という印象…