ホルモンでお食い初め

広島在住、30代おじさんのお食い初め(初体験)記録

虎と牛と島津と太鼓。薩摩が誇る田園パレード「市来の七夕踊」2019

大事なことを先に言うと、「市木の七夕踊」は2020年、330回目の開催をもって休止となる(詳しくは「2020年開催をもって休止の宣言」を参照)。なので、行くのを迷っている方はぜひ行かれてください。この記事で1番言いたいのはそれです。
以下、「市木の七夕踊」の概要について調べたことと、2019年開催時の様子をまとめる。これから知る方や、来年行こうとされる方の参考になれば幸いです。

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これから始まる祭りを前に、田んぼの脇でひと休みする牛

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「日本ベタコンテスト 2019」に出品する

300円で売られるベタがいれば、1万円を超える金額で取引されるベタもいる。高額な彼らは、生まれながらに遺伝的な評価がある個体の内、スタイルが良く、かつ健康で、かつ模様や色の美しさを兼ね備えた選ばれし個体だ。ただし、ベタの場合美しさを磨く努力はベタ本人ではなく飼い主がしなければならない。だから、スーパーモデルなベタを見ると、名もなき裏方の過ごした時を思う。そんな光と影を味わいに、国内では恐らく唯一の品評会「日本ベタコンテスト 2019」に行ってきた。

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百貨店の美術画廊に並んでそうな個体。美しい。ハーフムーン・キャンディ

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津和野、弥栄神社の「鷺舞」を見る(2019年)

威嚇か求愛か。赤い袴式もんぺを履き、白い羽を大きく広げた鷺の鳥人。その模型を大阪の民族学博物館で初めて見た時は気分が上がった。「鷺舞」と呼ばれる伝統舞踊で、元々は疫病除け祈願に始まったものらしい。全国数ヶ所で見られるが、展示されていたのは島根県津和野町のもので、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。2019年7月27日、念願の津和野の鷺舞を見てきた。

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国立民族学博物館で見た鷺。生まれて初めて、コスプレしたいと思った。

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パーントゥ 2019 日程予想

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島尻のパーントゥ・プナハ。汚されたくなくば、去れ。

最高の夜とは何か。答えはパーントゥに捕獲される夜だ。と言うことで、やってきました恒例のパーントゥ日程予想です。2018年11月にユネスコ無形文化遺産に登録されからは初の来訪となる今回。例年以上に注目が集まっているんじゃないでしょうか。予想の方も、2017年、2018年と続いて今年で3回目。今回も当たる気しかしない(当たったことはない)ので、ぜひ参考にしてください。
※ちなみに、私は今年のパーントゥは都合悪く行けませんが、予想は本気でしています。魂だけでも宮古島に向かわせます。

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釜ヶ崎を歩く 2019年夏 (センター周辺、酩酊じいさん、泥棒市、ホルモン中ちゃん)

1年で最も幸せを感じた瞬間はいつか。2018年は8月15日、釜ヶ崎だった。釜ヶ崎夏祭りで見たエイサーの、解放感と幸せに満たされた30分を今でも思い出す。2019年春、釜ヶ崎に大きな変化があった。1970年に建てられた釜ヶ崎の本丸、あいりん総合センターの閉鎖。センター内にある医療センターは2020年まで残るものの、その移転完了後、2021年から取り壊しが予定されている(その跡地に労働福祉センターが戻る)。そんな生まれ変わりが進む釜ヶ崎を2019年7月13~14日に訪れた。

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閉鎖されたあいりん総合センターの下にあったメッセージ。

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「三次もののけミュージアム」と花街に見た幻想

広島県三次市にある「三次もののけミュージアム」に行ってきた。妖怪研究家である湯本豪一さんの、5,000点に及ぶコレクションが寄贈された本館。そもそもなぜ三次で妖怪なのか疑問だったが、『稲生物怪録』と言う、江戸時代の三次が舞台となった妖怪物語があるそうだ。三次は妖怪界隈ではメジャーな土地なのだ。この、もののけミュージアムを含め、初めて訪れた三次で胸躍る幻想を見た。

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江戸時代に作られた妖怪の木像。
廃仏毀釈からも逃れ、福島のお寺に保管されていたそうだが、何のために造られたかはわかっていないのだそう。

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ベタの繁殖と稚魚成長の記録(動画あり)

バイエルンの靴打ち踊り」と聞いてピンと来る方がいたら、あなたは余程の熱帯魚好きだろう。私がベタを飼い始めるきっかけになった本『ソロモンの指環―動物行動学入門』によると、アルプス地方の熱帯魚愛好者たちは、ベタの繁殖の様子を「バイエルンの靴打ち踊り」と呼ぶそうだ。ユネスコ登録されてそうな風格すら漂うが、どんな踊りか想像できなさ過ぎて笑える。バイエルンジョークか。
2019年1月、そのバイエルン伝統の靴打ち踊りを見ることができたので記録する。

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生後20日の稚魚の様子。200~300匹程度いる。

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炭鉱「池島」で見た、猫と景色と炭鉱ツアー(2019年春)

2019年4月、長崎県五島灘に浮かぶ炭鉱の島「池島」に行ってきた。建物の風化や、島民との会話の記録は前の記事で書いたが、まだまだ足りない。他にも、色々な池島を楽しませてもらったのだ。雑多な記録になるが、それらをここで紹介したい。

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人に慣れている猫が多い。しっかりエサをもらっているようで、痩せた猫は見なかった。

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炭鉱「池島」で見た、風化の様子と暮らしの今(2019年春)

2019年4月、長崎県五島灘に浮かぶ炭鉱の島「池島」に行ってきた。1959年~2001年まで採掘された、九州では最後の炭鉱。人口から見た最盛期は1970年で約7,700人が暮らしたが、2001年の閉山時には2,700人、2003年は600人、2019年現在は130人まで減っている。

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鉱員住宅の多くは空き家だが、一部は今も利用されている。

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2020年春に向けて言いたい、私が好きな若尾文子作品ベスト5

吉報が届いた。2020年春、若尾文子映画祭開催。久しぶりにニュースに流れる若尾文子情報に、仕事どころではなかった。しかも自分にとっては、若尾文子を好きになったきっかけでもある「若尾文子映画祭」である。今から約3年前に開催された、第一回目の「若尾文子映画祭 青春」。そこで見た「しとやかな獣」の若尾文子に目を奪われて以来、今に至っている。

映画祭は約1年後と少し先の話になるが、私の頭の整理も兼ねて「若尾文子出演作私的ベスト5」と「レビューサイトなどでのランキング」を紹介したい。映画祭の時、作品選びの参考になれば幸いです。

f:id:lomotani:20190220235123j:plainふと我に返ると、職場の28インチモニターいっぱいに若尾文子のセクシー画像が開かれていた。美しい。
「卍」のスチール写真。

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